キュレーションサイト |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術蜘蛛編 (CTWWW) |
読み:キュレーションサイト |
品詞:名詞 |
インターネット上の情報を収集してまとめる、を建前として、文章や写真などをよそからパクってきてまとめるサイト。
|
概要 |
特定の題材について、収集した情報を読みやすくまとめて公開するサイト。
コメント投稿機能なども付けられていることが多く、その記事に対して思ったことを書き、投稿することができる。
殆どのサイトは閲覧は無料で、広告で運用されていることが多い。
特徴 |
傾向 |
キュレーションにおける「まとめ」とは、日本で発生し発展した掲示板などの「まとめサイト」とは趣を異とする。これは、NAVERまとめのような朝鮮系のまとめサイトに類する、情報コピペサイトである。
つまり、掲示板のまとめサイトやTwitterをまとめるTogetterなど、形を維持したまま流れを繋いで意味を持たせるものとは雰囲気がかなり異なる。
自力で取材をして情報を集め、原稿を書き、構成をして記事を作成するのであれば問題はない。しかしそのようなことをする人は極めて稀であり、こういったサイトではインターネット上(特にWeb上)にあるコンテンツの文章や画像を無断で盗用(コピペ)し、文章については内容を複写した上で自主的に編集、追記、語尾の変更などの微調整、時に内容の改竄等をし、あたかも自作の文章のようにして掲載している人が少なからずいるため、問題となっている。
むろん、そのような画像や文章の盗用は著作権の侵害行為であり、簡単に言えば「犯罪」である。
キュレーター |
キュレーションサイトに対して記事を提供する人を「キュレーター」という。
一般に、キュレーションサイトは広告収入で維持され、サイトはキュレーターに対してその記事の閲覧数などに応じ現金などの対価を支払うシステムとなっている。
盗用元を考える |
盗用元になる記事について考える。その文章や画像は、盗用された被害者(たち)が、文章を書き、構成を整え、その記事に適した画像を描いたり写真を撮影したりしているはずであり、それらをするためには、多大な労力や費用が掛かっている。
その記事をWebに掲載するのは、趣味の人もいるかもしれないが、業務であったり仕事の宣伝であったり、広告収入を想定したWebへの掲載であればそれ自体が商品である。そのため、費用を掛けてでも記事を作り公開をするわけである。
盗用先を考える |
盗用元がいかに苦労していたとしても、盗用行為はコピペするだけなのでお手軽であり、編集をしないのであればものの数分で原稿を完成させることができる。
これをキュレーションサイトに投稿すれば、月に数万円の収入を軽々と手にすることができるわけである。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |