キャリアアグリゲーション |
辞書:通信用語の基礎知識 無線電話技術編 (WTELMT) |
読み:キャリアアグリゲーション |
外語:Carrier Aggregation |
品詞:名詞 |
複数の周波数帯を束ねてデータ通信に用いる技術。
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概要 |
無線通信の伝送速度は、周波数帯域幅と比例関係であり、また同時に、S/N比(信号電力と雑音電力の比の対数)とも比例関係にある。
ここから、信号電力を倍にするより、周波数帯域幅を倍にする方が効果的、ということが分かる。
無線通信の歴史は帯域幅の拡張の歴史でもあるが、複数の帯域を「束ねて」使用することで高速化しようというコンセプトの技術の一つが、キャリアアグリゲーションである。
特徴 |
LTEは最大で20MHzまでの帯域しか利用できない。
その後継となるLTE-AdvancedはMIMOにより複数の帯域を束ねることで最大100MHzまでの帯域を利用できる。帯域が広がれば、その分高速なサービスを提供することができる。
リンク |
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