オメガ |
辞書:通信用語の基礎知識 無線技術用語編 (WCYOGO) |
読み:オメガ |
外語:omega |
品詞:名詞 |
アメリカのJohn Alvin Pierceの提案により開発された無線航行システム。8局の電波局を用意して世界中を覆うように配置し、各電波局から5種類の周波数の電波を定期的に送信している。
特徴 |
使われる周波数は、1.133kHzを基本周波数とする高調波である。
航空機や船舶はこの電波のうち10.2kHz(9f)の位相比較を利用して、8局のうちのいずれか適当な2局までの距離を測り、それによって双曲線位置情報を得る。さらに他の2局についても同様にして双曲線位置情報を測定し、その交点を現在位置として決定する。
なお、13.6kHz(11f)と11.33kHz(10f)は位置線のアンビギュイティ(曖昧さ)を除くために使われている。このほかにも各局特有の周波数が割り当てられている。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |