エシュロン |
辞書:通信用語の基礎知識 通信団体編 (CYORG) |
読み:エシュロン |
外語:ECHELON |
品詞:団体組織名 |
2000(平成12)年2月のNSA機密文書公開で存在が明らかになった、米、英、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの英語圏5ヶ国によって構成された世界規模の盗聴網。1947(昭和22)年に米英によって設立され、後にそれ以外の国が加わった。コードネームは "P-415"。
本来は共産圏情報取得が目的であったが、冷戦終結後は非英語圏企業の情報を取得する産業スパイ的活動を行なっていると言われている。基本的に米国以外の情報機関は盗聴を主体に行なっており、得られたデータはNSAに送って処理される。
エシュロンとはフランス語で "はしご" の意味だが、そのフランスははしごから外されている訳で、対抗してフランスもドイツと共同で盗聴網整備に乗り出していると言われる。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |