throws |
辞書:電算用語の基礎知識 プログラミング仕様編 (PTPROGS) |
読み:スロウズ |
外語:throws |
品詞:名詞 |
Javaの予約語の一つで、メソッドを修飾するものの一つ。メソッドが送出する可能性のある例外クラスを指定する。
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使用例 |
例外クラスを列記する。複数ある場合は、カンマで区切って記述できる。
public void readFile(String filename) throws NullPointerException, FileNotFoundException { if (filename == null) throw new NullPointerException(); boolean exist = findFile(filename); if (exist == false) throw new FileNotFoundException("File not found"); //処理 }
なお、自作のプログラムで NullPointerException を throw するようなことは、通常はしない。
概要 |
throwsで指定された例外は、一部を除き、呼び出し側のどこかのポイントでtry文を使って必ず処理しなければコンパイルエラーとなる。
例外は、そのメソッド内で例えば「throw new NullPointerException();」のようにして送出する場合のほか、メソッド内で呼び出している他のメソッド内から送出されている場合もある。
不正時に戻る例外が決まっている場合は、throwsを書いておくことでtry文の書き忘れを防ぐことができることから、書いておくべきである。
リンク |
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