signed
読み:サインド
外語:signed
C/C++の予約語の一つ。整数型が符号付きであることを明示する。
概要
当初のCであるK&Rにはunsignedはあったがsignedはなく、これはANSI Cから追加された。
一般的には、short/int/longはsignedであるが、charは処理系依存である。
通常は、signedの後にintやlongなどと記述して用いるが、これを省略しsignedとだけ記述した場合はsigned intであるとして処理される。
特徴
C/C++
C/C++の標準仕様において使われているものに、次のようなものがある。
- signed char
- signed short (signed shoft int)
- signed int
- signed long (signed long int)
- signed long long (signed long long int)
また実装により、次のようなものも使われる。
- signed __int8
- signed __int16
- signed __int32
- signed __int64
Java
Javaには符号なしの整数型がなく、常に符号ありとなる。このため、C/C++で使われるunsignedやsignedは予約語に存在しない。
C#
C#は変則的だが、short→ushort、int→uint、long→ulongのように変数型の頭にuを付けたものが符号無し、uを付けなければ符号ありとなる。
従ってC#にはunsignedやsignedは予約語に存在しない。
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