int32_t
読み：イントさんじゅうに-アンダースコア-ティー
外語：int32_t

　C99とC++11から追加された変数型の別名定義で、32ビット長の整数を宣言する。但し、実装するかどうかは処理系定義である。
目次
書式
C
　#include <stdint.h>
C++
　#include <cstdint>
定義
FreeBSD
　/usr/include/machine/_types.h
　typedef int __int32_t;
　/usr/include/sys/_stdint.h
　typedef __int32_t int32_t;
　x86用FreeBSDでは、間接的にintで定義される。
　また、stdint.hからincludeされているmachine/_stdint.hで、次のような定義がある。
　#define INT32_MIN (-0x7fffffff-1)
　#define INT32_MAX 0x7fffffff
Linux
　Linux用GCCでは、stdint.hで、次のように定義されている。
　typedef int int32_t;
　また、stdint.h に、次のような定義がある。
　# define INT32_MIN (-2147483647-1)
　# define INT32_MAX (2147483647)
補足
　CHAR_BITが9などの環境では、int32_tは定義されない。定かではないが、int36_tが定義される可能性が高い。
　int32_tの定義は環境依存だが、次は仕様上、必ず定義されることになっている。
　CHAR_BITが8より大きい環境では、これらは33ビット以上で定義されることになる。
再検索