inode |
辞書:電算用語の基礎知識 技術ディスク・論理編 (TTDISKL) |
読み:アイノード |
外語:inode: index node |
品詞:名詞 |
UNIX系のファイルシステムで古くから使われている、ファイルに関する情報。
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概要 |
ファイルが作られると、そのファイルに関する情報を記録するため、inodeが作られる。
全てのファイルは、物理的にinodeにリンクされている。UNIX系のファイルシステムの場合、ハードリンクという機構があり、一つのファイルに複数の別名を付けることができるが、この場合でも、ファイルの実体の情報であるinodeはファイル一つに対して一つだけである。
なお、inodeのiはindexを意味すると考えられているが、デニス・リッチーは「記憶にない」(意訳)としている。inodeという語はいつの間にか使われるようになっていたようである。
特徴 |
仕様 |
POSIXでは、少なくとも次の属性を要求している。
例外 |
UNIX系のファイルシステムでも、ReiserFSのようにinodeを使用しないものも増えてきているが、inodeにあるような情報はいずれにせよ、ファイルシステムのどこかに記録する必要がある。
どのようなファイルシステムであれ、システムコールのstat(2)で基本的な情報が得られる。
リンク |
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