ext2 |
辞書:電算用語の基礎知識 技術ディスク・論理編 (TTDISKL) |
読み:エクスト-トゥー |
外語:ext2: Second Extended File System |
品詞:固有名詞 |
パーティションタイプは「0x83」である。
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概要 |
2001(平成13)年頃までは、おそらくLinuxで最も広く使用されているファイルシステムだった。
BSDのFFSの影響を受けつつextを拡張したもので、ブロックをビットマップで管理する。extと比べ、高速化、堅牢化を実現した。
MINIXから派生したファイルシステムも、これで一気にUNIX風となった。
特徴 |
利点 |
1パーティションで扱える容量は最大4Tiバイトまで拡張され、FFS風にパーティションをブロックで分割して管理する機構が導入されている。
後継としてext3が開発されている。
ディレクトリエントリ |
ディレクトリエントリには、i-node番号、そのディレクトリエントリの長さ、ファイル名の長さ、ファイルのタイプ、ファイル名、が保存される。
より簡単には、i-node番号とファイル名のみが保存されると考えてよい。
一つのエントリーの長さは、ファイル名の長さに応じて可変であるが、効率上の理由により、常に4の倍数となる。余った部分は\0で埋める。
i-node番号を用いてi-nodeテーブルを参照することで、修正時刻などファイルの属性情報やファイル本体を取り出すことができる。
ディレクトリエントリの削除は、i-node番号を0にする。
リンク |
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