boolean |
辞書:電算用語の基礎知識 プログラミング仕様編 (PTPROGS) |
読み:ブーリアン |
外語:boolean |
品詞:名詞 |
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概要 |
boolean型は、真偽の二値のみを持つことが出来る、特殊な型である。
C++ではbool型が、Cでは_Bool型が、PascalではBoolean型がそれぞれ対応する。
特徴 |
Java |
booleanはプリミティブ型(基本的な型)として定義されている。
boolean型には、trueとfalseというboolean直定数のみが代入できる。双方ともにJavaの予約語である。
Javaでは、boolean型に他の型を代入したり、boolean型を他の型へ代入したりすることができない。
C/C++ |
C++では当初からbool型が、CではC99(ISO/IEC 9899:1999)から_Bool型が定義されており、このため予約語としてはbooleanではない。
しかし、大文字のBOOLなどと共に、Cでは使用者や実装がbooleanをtypedefで独自定義することが多い。このため、booleanの定義は使用環境によりさまざまである。
ひとつのプロジェクトでも、部分ごとに、booleanはunsigned charであったりunsigned long intであったりすることは珍しくなく、booleanの大きさは極めて曖昧である。また、ポインター変数の*booleanやbooleanの配列などがあれば警戒が必要である。
この場合でもほぼ共通なのは、TRUEは1、FALSEは0で#defineされていることのみである。
リンク |
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