Windows Media Audio
読み:ウィンドウズ-メディア-オーディオ
外語:WMA: Windows Media Audio
Microsoftが1999(平成11)年に開発した音声圧縮技術。
開発コードネームは「MS Audio」だが、1999(平成11)年8月に公開されたWindows Media Audio 2.0から、この名が使われるようになった。
特徴
音質、圧縮性能
原音の音質(CDクオリティ)を維持したまま、情報量を約1/20に圧縮可能であるとしている。
また、WMA9からは可逆圧縮であるWMA9 Losslessが追加され、音質劣化なく1/2〜1/3程度に圧縮可能であるとしている。
可逆圧縮性能としては、類似品の中では中堅の性能を有する。
配信技術
著作権保護機能のある配信技術、Windows Media Technologiesと組み合わせ、音楽配信の標準を狙っている。
バージョン
- Windows Media Audio 1.0 (WMA 1.0) ‐ Windows Media Technologies 4.0
- Windows Media Audio 2.0 (WMA 2.0)
- Windows Media Audio 7 (WMA7) ‐ Windows Media Player 7
- Windows Media Audio 8 (WMA8) ‐ Windows Media Player 8
- Windows Media Audio 9 (WMA9) ‐ Windows Media Player 9
- WMA9
- WMA9Pro
- WMA9Lossless
- WMA9Voice
- Windows Media Audio 9.1 (WMA9.1) ‐ Windows Media Player 10
- WMA9.1
- WMA 9.1 Pro
- WMA 9.1 Lossless
- Windows Media Audio 9.2 (WMA9.2) ‐ Windows Media Player 11
- Windows Media Audio 10 (WMA10) ‐ Windows Media Player 11
なお、WMVに力が注がれたのはWMP10まで、WMAに力が注がれたのはWMP11までである。WMP12は時代を反映してか、Windowsでも H.264/AVC + AAC in MP4 が主力となっているようである。
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