WinRT
読み:ウィンアーティー
外語:WinRT: Windows Runtime

 Windows 8から新たに搭載される開発フレームワーク。
目次

概要
 Windows 8では、Win32またはWin64.NET Frameworkに加えて、WinRTが搭載される。
 実際にはCOMとして実装されているが、この中で動くアプリケーションからはネイティブなAPIとして見える。
 Windows 8の新しいUI(Windows 8-style UIやModern UIとして知られる)用アプリケーションは、このフレームワークで開発することになる。

特徴

x86/ARM
 WinRTのAPIは、従来のWin32などとは非互換である。
 その代わりx86ARMで共通のAPIが提供され、相互で互換性が確保される。

非同期API
 WinRTには非同期APIが多い。
 処理に50ミリ秒以上かかるもの(またはかかる可能性のあるもの)は、原則として非同期APIしか提供されない。

プログラミング言語
 WinRTでは、多くのプログラミング言語が使える
 C#Visual Basic、XAML、またはHTML5+JavaScriptを利用して新しいUI用のアプリケーションの開発が可能。
 現時点ではXAMLは扱えないが、C++11準拠の拡張言語「C++/CX」でもアプリケーションの開発が可能。

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