WM_CLOSE
読み:ダブリューエム-アンダースコア-クローズ
外語:WM_CLOSE

 Windowsにおけるウィンドウ メッセージの一つ。ウィンドウのクローズ時に送信される。
目次

定義
 UINT型の定数であり、WinUser.hで、以下のように定義される。
#define WM_CLOSE                        0x0010

仕様

引数
  1. HWND ‐ ウィンドウハンドル
  2. UINT ‐ 0x0010 (WM_CLOSE)
  3. WPARAM ‐ (未使用)
  4. LPARAM ‐ (未使用)

返却値

特徴

動作
 ウィンドウの×ボタンを押したりした際に送信される。

用途
 通常は、このイベントで次のようにし、ウィンドウを閉じる(hWndがウィンドウハンドルとする)。
 DestroyWindow(hWnd);
 あるいは、処理せず、そのままDefWindowProc()関数に遷移しても、同様の処理となる。
 しかしここでメッセージを捕獲し、何も処理せず次のようにすれば、×ボタンなどで閉じることの出来ないソフトウェアを作ることができる。
case WM_CLOSE:
    return 0;
 もちろん、その場合は他に閉じる方法を提供せねばならない。

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