VINT |
辞書:電算用語の基礎知識 ソフト用語編 (PYSOFT) |
読み:ヴィー-イント |
外語:VINT: variable size integer |
品詞:名詞 |
EBML(Matroska)で使われている、可変長での整数の符号化方法。
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概要 |
正式な呼称は不明だが、RFCドラフトには、セクション2.1に「Variable size integer」「VINT」と記載がある。
UTF-8に似た手法で、1オクテットから4オクテットの可変長で、最大28ビット長の整数を表現できる。理論上は8オクテット、あるいはそれ以上も拡張が可能だが、RFCドラフトでは4オクテットまでで抑えているようである。
特徴 |
長さ | 最大 | 符号 |
---|---|---|
1 | 27 | 1xxxxxxx |
2 | 214 | 01xxxxxx xxxxxxxx |
3 | 221 | 001xxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx |
4 | 228 | 0001xxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx |
これ以降は理論上ありうる符号例 | ||
5 | 235 | 00001xxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx |
6 | 242 | 000001xx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx |
7 | 249 | 0000001x xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx |
8 | 256 | 00000001 xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx |
ここから、0x00なら次のオクテットまで長さの指示ビットが続き、長さ9以上も表現できる可能性があることが分かる。
リンク |
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