The Document Foundation
読み:ザ-ドキュメント-ファウンデーション
外語:The Document Foundation

 LibreOffice(旧OpenOffice.org)の開発コミュニティー。OpenOffice.org Communityから独立して誕生した。
目次

概要
 OpenOffice.orgの開発コミュニティはSun Microsystemsの支援の下で開発を続けてきた。
 しかし、Sun MicrosystemsはOracleに買収されてしまった。
 かくして、開発メンバーたちはOracleから離れ、新たにThe Document Foundationを設立し、この組織の下、OpenOffice.orgは「LibreOffice」という名で開発やリリースを続けることとなった

特徴

変化
 これを著している時点では設立されたばかりなので、今後どうなるのかは不明。旧OpenOffice.org Communityと何が変わるのかも不明である。
 しかし、様々なネットワーカーの予測は、「名前以外には何も変わらない」と見込むのが趨勢である。
 その理由は、そもそも変わったのは「OpenOffice.org by Oracle」の方だからである。おそらく自由を奪われたであろう「OOo」は、既にOpenではない。

派生
 幾つかのLinuxディストリビューションは、それ以前からOpenOffice.org Communityを見限り、派生版である「Go-oo」を採用していた。
 派生版の方が採用実績があり、その上最適化も進んでいたが、本家がそれをマージしなかった。理由は定かではないが、マージ出来ない何らかの理由があったと思われている。
 本家が、コードを取り込めないオープンソースとして健全ではない状態と化していたか、あるいは開発者が本家を見捨てていてコミットしていないような状況になっていたのではないかと思われている。

今後
 Go-ooは、LibreOfficeにマージされる予定とされている。
 そして、Ubuntuプロジェクトは、将来のUbuntuのリリースにおいてLibreOfficeを採用すると発表している。

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