PostScript |
辞書:電算用語の基礎知識 ファイル形式編 (PFFMT) |
読み:ポスト-スクリプト |
外語:PostScript |
品詞:固有名詞 |
Adobe Systemsにより開発されたページ記述言語。
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概要 |
インタープリター形式で解像度などの出力機の性能に依存しない汎用的な記述が可能で、デスクトップパブリッシング(DTP)の世界を実現させた技術である。
元々は印刷処理用のコマンドセットで、ページのレイアウトやスケーラブルフォント(TrueTypeフォントに代表される拡大縮小可能なフォント)を利用し高品質な印字を実現した。
かつては白黒のみだったが、PostScript Level 2からはカラー印刷にも対応し、1997(平成9)年にはPDFの統合や、ネットワーク対応機能などを追加したAdobe PostScript 3がリリースされている。
特徴 |
特に、UNIXでは標準の一つとして使われるほど普及した。
かつてのNext Computer社のオペレーティングシステムであるNEXTSTEPや、Sun MicrosystemsのOPEN LOOK(NeWS)などでは、画面をPostScriptで描画しWYSIWYGを実現するDisplay PostScriptを搭載した。
PostScriptは、逆ポーランド記法を使用し、オペレーターを引数の後ろに書くことから、この名がある。
リンク |
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