PCI Express ×8 |
辞書:電算用語の基礎知識 計算機バス装置編 (TCPERIB) |
読み:ピースィーアイ-エクスプレス-かけるはち |
外語:PCI Express x8 |
品詞:固有名詞 |
PCI Expressのうち、標準速(1×)で、かつ8レーン(×8)であるもの。
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概要 |
片方向1レーンのベアラー速度(物理層速度)は2.5Gbpsである。8レーンあるので、8倍の20Gbpsとなる。
8b/10b符号を使用しているため、片方向あたりの実質の転送帯域は片方向16Gbps、つまり2Gバイト/秒である。
各レーンは双方向あるので、双方向合わせれば倍の4Gバイト/秒が有効帯域ということになる。
主な用途 |
当初は、サーバーやスーパーコンピューターで使われるPCクラスターシステム等で、10GbEの帯域速度を実現させるためによく使われた。
その後、一般的なパーソナルコンピューター用途でも搭載されるようになった。
スロット |
PCI Expressは上位互換であるため、PCI Express ×8仕様のスロットに×1仕様や×2仕様、×4仕様のカードを挿して使うことができる。
理論上は、上位となる×16仕様のカードも挿して利用可能(但し性能は×8相当)ではあるが、現実にはスロットの物理的形状の都合から、×16仕様のカードを×8仕様スロットに差し込むことは困難である。またスロットを削るなどして強引に挿したとしても、実際に動作するかは保証されていない。
リンク |
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