PCオープン・アーキテクチャー推進協議会(OADG)によって仕様が定められた109キーボードの一つ。

目次 概要 特徴 仕様変更 ファンクションキー

概要

キーの配列については、JIS X 4064:2002「仮名漢字変換システムの基本機能」付属書2付図1「OADG109A型キーボードのキー配列」で定義されている。

これを著している現在、109キーボードとして最も一般的なものである。

特徴

仕様変更

「OADG109キーボード」との違いは、次の通りである。

• ファンクションキー
  • CapsLock英数・漢字番号キーを「CapsLock英数キー」に変更
  • 前候補変換(次変換)・全候補キーを「変換キー」に変更
• メインキー最上段
  • メインキー0(左下0、左上〜、右下わ、右上を)から、左上〜を削除
  • メインキー-(左下-、左上=、右下ほ、右上£)から、右上£を削除
  • メインキー^(左下^、左上〓、右下へ、右上々)から、左上〓と右上々を削除し、左上〜を追加
  • メインキー\(左下\、左上|、右下ー、右上¬)から、右上¬を削除
• メインキー二段目
  • メインキーP(左上P、右下せ、右上『)から、右上『を削除
  • メインキー@(左下@、左上`、右下゛、右上¢)から、右上¢を削除
• メインキー三段目
  • メインキー;(左下;、左上+、右下れ、右上』)から、右上』を削除
  • メインキー:(左下:、左上*、右下け、右上ヶ)から、右上ヶを削除
• メインキー四段目
  • メインキー\(左下\、左上_、右下ろ、右上〓)から、右上〓を削除

せっかくキートップに書かれていながら、全く使用実績の無かったものが全て削除されている他、〜の位置が主要な実装に合わせて0から^に移動した。

ファンクションキー

このキーボードには、次のファンクションキーが含まれる。

• 狭義のファンクションキー (F1〜F12)
• メインキーの左
  • Escキー
  • 半角/全角・漢字キー
  • Tab〓キー
  • CapsLock英数キー
  • ↑Shiftキー (左Shift)
  • Ctrlキー (左Ctrlキー)
• メインキーの右
  • Back Spaceキー
  • Enter←キー
  • ↑Shiftキー (右Shift)
  • Ctrlキー (右Ctrl)
• メインキーの下
  • Windowsキー (左Windowsキー)
  • Altキー (左Alt)
  • 無変換キー
  • スペースキー
  • 変換キー
  • 変換キー
  • カタカナひらがな・ローマ字キー
  • Altキー (右Alt)
  • Windowsキー (右Windowsキー)
  • Applicationキー
• 右上
  • PrintScreen・SysRqキー
  • ScrollLockキー
  • Pause・Breakキー
• 右中央
  • Insertキー
  • Deleteキー
  • Homeキー
  • Endキー
  • Page Upキー
  • Page Downキー
• 右下
  • カーソルキー
• テンキー部分
  • NumLockキー
  • Enterキー

ちなみに、WindowsキーとApplicationキーの配置される三つのキーについては、JIS X 4064:200では「追加キー」の1〜3とされ、明言は避けられている。

リンク

関連するリンク
http://oadg.or.jp/archives/OADG-WEB/OADG/109A-JIS.html
用語の所属
キーボード
109キーボード

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