NW-7
読み:エンダブリュー-セヴン
外語:NW-7
バーコードの一種。1972(昭和47)年にPitney Bowes Corp.によって開発された、初期のバーコードである。通称は「CODABAR」。
概要
狭い(Narrow)と広い(Wide)の二種類の白および黒の棒を7本単位で組み合わせたシンボルを用いることから、NW-7の名が付いた。
この特徴は、符号化する内容によって長さが変化することを意味する。
理論上は27で128種類の文字を符号化する能力を秘めるが、実際はその全域は使わず、ごく基本的な文字のみを符号化するのに使われている。
特徴
文字
基本は12種類の文字(0から9の数字、ダッシュ(-)、ドル記号($))を符号化するのに用いている。
さらに、空き領域に4文字 (:/+.) が追加されたものが使われることもある。
さらに4文字(ABCD)を追加したり、一部の仕様ではEN*Tなどを追加している。
スタートとストップ
ABCD(一部の仕様ではEN*T)は、バーコードの開始および終了の記号として用いられる。
何を使うかは用途ごとに様々であり、A/Bを使うものもあれば、C/Dを使うものもある。ABCDと4種類あるので、42で16種類から選択できることになる。
用途
比較的単純であり、数字と若干の記号だけで済む用途では実用充分であることから、比較的広く使われている。
例えば、レストランなどで伝票に刷る用途などがある。内容は伝票番号であり、注文内容はその店のコンピューターで管理するような場合に多い。
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