Mule |
辞書:電算用語の基礎知識 ローカルアプリ文書編 (PNAPLLT) |
読み:ミュール |
外語:Mule: MULtilingual Enhancement to GNU Emacs |
品詞:固有名詞 |
GNU Emacsから枝分かれしたテクストエディターで、Emacsenの一つ。
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概要 |
Emacsを拡張し、複数の言語を扱えるようにしたエディターで、経済産業省 産業技術総合研究所(旧 通商産業省 工業技術院)の電子技術総合研究所で開発された。
Muleは、内部でISO/IEC 2022に準拠した符号を用い、多数の言語を同時に扱う機能を実現させた。またISO/IEC 2022自体が柔軟な仕様であるため、拡張も容易である。
特徴 |
かつて日本語が使えるEmacsといえばMuleと相場が決まっていたが、バージョン20以降のGNU EmacsやXEmacsにはMuleの機能が取り込まれ、そのままでも多国語が利用可能となった。
但し右から左に書くような言語(ヘブライ語など)への対応はまだなので、そうした言語を利用するには、やはりMuleを使う必要がある。
リンク |
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