Microsoft Windows Mobile 5.0
読み:マイクロソフト-ウィンドウズ-モバイル-ごーてんゼロ
外語:Microsoft Windows Mobile 5.0
PDAおよび携帯電話機用オペレーティングシステム(OS)で、Microsoft Windows Mobileシリーズの一つ。
由来
2005(平成17)年5月10日にLas Vegasで開催されたMicrosoft Mobile and Embedded Conference 2005で発表された。
Windows Mobile 2003およびWindows Mobile 2003 Second Editionの後継となる。
特徴
ベースになるOSが、Windows CE 5.0となった。
主だった特徴として、次のようなものが挙げられる。
近年の、様々な、かつ高度なネットワーク事情に対応している。
また、このバージョンより次のような機能にも対応した。
- DirectDraw対応
- Direct3DMobile対応
- Media PlayerのDirectShow化
- .NET Compact Framework 2.0対応
- メニューバー対応
- GPS API対応
- Windows Media 10 DRM API対応
- カメラ機能対応
- システム再起動 (ExitWindowsEx)
- GetDeviceUniqueID APIの追加
ラインナップ
次の3つのラインナップがある。
- Microsoft Windows Mobile 5.0 software for Pocket PC
- Microsoft Windows Mobile 5.0 software for Pocket PC Phone Edition
- Microsoft Windows Mobile 5.0 software for SmartPhone
うち、for Pocket PCとfor Pocket PC Phone Editionは、QVGA以上の解像度の画面表示が可能で、かつタッチパネル操作に対応する。両者の差は、電話機能(GSM、W-CDMA)の有無による。
for SmartPhoneは、いわゆる携帯電話装置用であり、タッチパネルが無い基本的なテンキー操作のみの端末が想定されている。
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