Microsoft Windows 95 OSR2
読み:マイクロソフト-ウィンドウズ-きゅうじゅうご-オウエスアートゥー
外語:Microsoft Windows 95 OSR2
Windows 95
の後期リリース版の一つで、OEM専用。
目次
特徴
バージョン番号
新機能
プラグアンドプレイ
トラブル
オープニング画面
特徴
バージョン番号
表示バージョン番号 ‐ ver 4.00.950 B
内部バージョン番号 ‐ 4.00.1111
新機能
Windows 95 SP1の後継であり、次のような新機能に対応した。
FAT32
の採用
OpenGL
標準採用
WDM
搭載
SP1(Service Pack 1)以降のバグ修正モジュールの追加
多連装CD-ROMドライブ対応
Zip
ドライブ対応
SuperDisk
対応
CD-I
対応
バスマスターIDEドライバーへの対応
Internet Explorer 3
(3.0)標準添付
また、正常にWindowsが終了できなかった時、次回起動時にBEEPで警告を行ない自動でscandiskを起動したり等の改良も行なわれている。
プラグアンドプレイ
Windows 95の要である
プラグアンドプレイ
が改良された。
従来のWindows 95では不可能だった同一
割り込み
の共有が可能となった。
PCI to PCIブリッジやCard BusといったPCIの新仕様をサポートした
一枚のPCカードで複数の機能を持った
マルチファンクションカード
への対応
トラブル
しかし、OSR2はあまりのトラブルの多さのため、一部で大騒ぎとなった。
バグ修正モジュールの方が、実はSP1よりバグっていたものがあったためである。
このため、「Microsoftの新規格の新製品は必ずトラブる」が定説となった。
オープニング画面
OSR1(SP1)までのオープニング画面は「Windows 95」だけであるが、OSR2では「Windows 95 Internet Explorer」と、画面が変わっている。
また画面下のアニメーションも、OSR1(SP1)までは←方向にカクカク動くのみであったが、OSR2以降では→方向に滑らかにニメーションをするようになった。但し、この変更点はPC/AT互換機用のもののみで、PC-9801/9821用のものでは古いままである。また、PC/AT互換機用でも一部のプリインストールマシンでは、やはり古いままである。
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