JITコンパイラー |
辞書:電算用語の基礎知識 ソフトカテゴリー編 (PTSOFTC) |
読み:ジャストインタイム-コンパイラー |
外語:JIT Compiler: Just In Time Compiler |
品詞:名詞 |
中間言語インタープリター形式のプログラミング言語で用いられる高速化の技法の一つで、あらかじめネイティブなコードに変換して実行するもの。
|
概要 |
JVMや.NET Frameworkなど仮想計算機(VM)で動作する各種言語では、中間言語を実際に実行する際、あらかじめオペレーティングシステム(OS)のネイティブなコードにコンパイルする。
この時に使われる、中間言語→機械語のコンパイラーが、JITコンパイラーである。
例えば、JavaであればJavaバイトコード、.NET Frameworkであれば共通中間言語(CIL)を元に、機械語を作る。
特徴 |
出力されるものは機械語であるため、オペレーティングシステム/CPUが直接実行することが可能。このため、仮想計算機で実行するよりも高速化することができる。また、中間言語の汎用性も損なわれない。
プログラムの変換に際して、元の中間言語と変換後のネイティヴコードを格納する必要があり、メモリーを多く必要とするという問題がある。
また、一部のJavaプログラムはJITコンパイラーで正常に稼働しないという問題もある。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |