ITU-T G.711
読み:アイティーユーティー-ジー-なないちいち
外語:ITU-T G.711
電話用の音声符号化の規格の一つで、ITU-T勧告の一つ。
概要
1960年代に、電話音声のディジタル伝送(ISDN)のために開発され、当時のCCITT(現在のITU-T)により勧告された。
300Hz〜3.4kHzの帯域の音声を対象に、サンプリング周波数8000Hz(8kHz)で標本化し、各標本を8ビットで表現することで64kbpsとする。
特徴
量子化の方法は二種類が規定された。
- μ-Law ‐ 圧縮特性に対数関数を用い、対数関数式がパラメーターμに依存する
- A-Law ‐ 振幅が小さいときに線形・大きいときに対数特性を有する
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