INT
読み:イント
外語:INT: INTerrupt
PC-9800シリーズで使われていた、割り込みの信号名。
概要
PC-9800シリーズでは、外部スロットに接続された信号線を基準に番号が命名されている。
このためCPUの実際の割り込み番号とは異なり、解りづらくなっている。
特徴
PC/AT互換機のものはIRQと呼ばれており、INTではない。
Windows 95以降の表示がIRQを基準としていたため、末期のPC-9800シリーズでもIRQを用いるようになりINTとIRQを併記することが多かった。
INT | IRQ | PC-9801での用途 |
CPU | Cバス | NESA |
08 | | | 0 | タイマー |
09 | | | 1 | キーボード |
0A | | | 2 | Video |
0B | 0 | | 3 | SCSIハードディスク(デフォルト設定) |
0C | | 7 | 4 | COMポート1 (内蔵RS-232C) |
0D | 1 | | 5 | |
0E | 2 | | 6 | |
0F | | | 7 | ※使用禁止※ |
10 | | | 8 | PRNポート1 (内蔵プリンターポート) |
11 | 3 | | 9 | SASIハードディスク、IDEハードディスク |
12 | 41 | | 10 | FDD 640K (2DD) |
13 | 42 | 8 | 11 | FDD 1M (2HD) |
14 | 5 | | 12 | サウンドボード(PC-9801-26K、86等) |
15 | 6 | | 13 | マウス |
16 | | 9 | 14 | 数値演算プロセッサー |
17 | | 10 | 15 | ※使用禁止※ |
NESAはH98の拡張スロット仕様。INT0〜6に関してはCバスの信号に準拠する。
INT41(IRQ10)のシステムデフォルトである2DDなどは、初期の頃以外では利用されておらず、別の用途に使われる事も多かった。
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