EV6バス
読み:イーヴィースィックス-バス
外語:EV6 bus
AMDのAthlonなどで使われていたシステムバスの名。
概要
元々はDECで開発されたAlphaプロセッサーの第三世代、Alpha 21264用に作られたものである。
具体的には、32ビット版Athlonプロセッサーとノースブリージ間のバスとして使われている。このクロックは100MHzだが、クロックの両エッジに同期するので実質倍速で動作する。速度は1.6Gバイト/秒(1Gバイト/cBeat)である。
特徴
システム「バス」とはいうものの、共有のないEV6は実はバスではなく、コントローラー同士が一対一で接続する仕様になっている。そのため、マルチプロセッサー時であっても効率が落ちることはない。
Alphaの第四世代Alpha 21364ではEV7バスが使われているが、64ビット版AthlonであるAthlon 64やOpteron(開発コードネームでいうとClawHammer/SledgeHammer以降)では、HyperTransportを採用したことからEV6バスやEV7バスは使われていない。
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