EB (規格)
読み:イービー
外語:EB
電子ブック。文字や画像、音声などを電子化する際の標準として作成された仕様の名で、その詳細はコンフィデンシャル扱いとなっている。
概要
1994(平成6)年迄に出版されたものである。
- EB ‐ 文字と画像までをサポートしている日本国内版
- EB-G ‐ 日本以外の世界版
- EB-XA ‐ 電子ブック及び電子ブックプレイヤーに付けられる統一名称
- S-EBXA ‐ 1998(平成10)年にEB-XAの仕様が拡張されたもの
その後、XMLとXSLを用いたNetEB規格が策定されている。
特徴
電子ブック(EB)には文書、画像、音声の格納が可能。
- データの容量: 200Mバイト
- 画像: 256×200のモノクロ画像。
- 音声: ADPCMモノラル、サンプリングレートは推定18.9kHz、20分
日本語版で使用できる文字は、第1水準、第2水準と半角英数文字。JIS漢字は新JIS(JIS X 0208-1983)準拠だが、プレイヤーの漢字ROMにもよる。
その他128個の全角文字と256個の半角文字を外字として登録し使用することが可能。
この文字は、英語辞書の発音記号や、JISにない特殊な漢字文字や記号などを表現する場合などに利用される。
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