ワイアレスマウス
読み:ワイアレスマウス
外語:wireless mouse
操作の邪魔になりやすい
ケーブル
を排除した
マウス
。コードレスマウス、無線マウスとも。
目次
概要
特徴
赤外線方式
電波方式
重量
その他の方式
概要
通常のマウスが
電線
を使うのに対し、
赤外線
または
電波
を利用して情報の転送を行なう。
マウスから発信された信号を受ける装置を別途用意して設置し、これは従来と同様のインターフェイスで
電子計算機
に接続する。
こうすることで、マウスと受信装置の間が無線になり、わずらわしい線がなくなるため自由度が増す。
特徴
利点もあるが、欠点もある。
赤外線方式
赤外線方式の場合は間に遮蔽物があるとうまく機能しない。
また有効な角度に制限があるため、余計な物の多い机の上ではうまく機能しないことがある。
電波方式
電波方式は一般に、
2.4GHz帯
の
ISM
を利用する。
電波であるため、障害物に影響されない上に有効距離も長いもので100m程度まであるが、同じ周波数を使ったものがあると誤動作してしまうという問題がある。数種類の周波数が選択できるようにされているものもあるが、大人数で作業するようなオフィスでは不向きである。
近年では、同じ周波数帯を使う
無線LAN
や
Bluetooth
に対応した製品もある。これなら、大人数で同時に使っても、理論上は問題ない。
重量
ケーブルから電源を取ることが出来ない上に、赤外線または電波を発信しなければいけないため、電池を内蔵する必要がある。
一定期間毎に電池を交換するか、充電をするための
充電池
を内蔵する必要があるため、マウス本体が重くなりがちである。
その他の方式
また、これらと根本的に異なる原理の無線方式として、専用マウスパッド上で機能し、信号制御はケーブルでコンピューターと接続されたマウスパッド側が行なうというものもある。
これは厳密には無線では無いが、マウス自体に線が付かないため同列に扱われる場合が多い。
専用のマウスパッドを必要とするために一般には普及しておらず、タブレットをマウスパッドとして利用可能なものがグラフィック、
CAD
向けとしていくつか発売されている。
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