レッドブック
読み:レッドブック
外語:Red Book
Philipsとソニーの発行するCD関連規格書の俗称で、カラーブック第一弾。
概要
1981(昭和56)年に発行され、CD(コンパクトディスク)の物理フォーマット及びオーディオ(CD-DA)の記録方式を規定している。
CDとして最初に登場した音楽CD(CD-DA)の規格である。仕様書の表紙が赤かったため、このように呼ばれている。
レッドブック自体はコンフィデンシャルであり公開されていない。しかしCD-DAはIECとして標準化されていることから、その仕様については広く知られている。
仕様は、IEC 908:1987として標準化され、更に改訂版がIEC 60908:1999として規定されている。
特徴
音楽用仕様
レッドブックには、CDとしてのディスクの物理的な仕様や信号の記述方法などの仕様も含まれており、これらはCD-DAだけでなく全てのCDで共通的に利用されている。
音楽用仕様として特徴的なのが、もし盤面に傷などが多すぎて誤り訂正できなかった場合は、周囲のデータから音を補完する、といったものがある。
規格
何度か更新された結果、次の規格が盛り込まれている。
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