マルチレベルレコーディング
読み:マルチレベルレコーディング
外語:MultiLevel Recording
光ディスクの記録方法で、ピットの深さなどに変化を持たせる事で、ピット一つにつき数ビットの情報を持たせる技術のこと。
特徴
従来
CDやDVDなどは、ディスク面にピットと呼ばれる窪み(CDの透明な側から見た場合、ピットは「溝」ではなく「突起」)があるか無いかによって情報を記録している。
同様にCD-R/RWや、DVD-R/RWなどの書き込める媒体では、有機色素や結晶状態の変化によって反射率の違いを出している。
いずれも盤面に照射したレーザー光の反射の強弱でピットの有無を判断するが、この方法では点一つに対して二つの値しか持つ事ができない(これをディジタルという)ため、大量の情報を記録するためには必然的に面積を多く必要とする。
マルチレベル
マルチレベルレコーディングは、この記録方法をマルチにする。
例えばピットの深さなどに変化を持たせる事でピット一つにつき数ビットの情報を持たせる事が可能となる。
仮に深さを8段階にしたとすると、log28=3となり、3ビットの情報を持たせる事が可能となる。
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