ドライブレター
読み:ドライブレター
外語:drive letter
ドライブ名を表わす文字のこと。
目次
概要
特徴
割り当て
パーティションとの関係
仮想ドライブ
概要
大抵の
オペレーティングシステム
(OS)では、複数台の
ディスクドライブ
に対応している。
その場合の各ドライブの扱い方はOSごとに様々であるが、
CP/M
、そしてその全ての派生(
MSX-DOS
、
MS-DOS
、
Microsoft Windows
など)で使われている方式が、このドライブレターである。
原則としてA〜Zの英字を使い、これで各ドライブを識別する。大文字小文字は同一視される。
特徴
割り当て
PC/AT互換機
なら、A:〜B:が
フロッピーディスクドライブ
になり、C:〜Z:が
ハードディスクドライブ
や
CD-ROM
などのドライブになる。
つまりハードディスクは
Cドライブ
(C:)から順番に割り当てられていくことになる。
ドライブレターは順番に割り当てられることが多いが、間が空いていてもよい。CD-ROMが登場した当時は、これを「Qドライブ」とすることが多くあった。
パーティションとの関係
一つのハードディスクドライブを複数の
パーティション
に分けることが可能で、その場合は各パーティションごとにドライブレターが割り当てられる。
今ほどディスクの容量が多くなかったMS-DOS全盛の時代でも、一つのハードディスクドライブを2個程度のパーティションに分けることはよく行なわれており、OS用とデータ用とする運用がなされていた。
仮想ドライブ
MS-DOSやWindowsでは、ドライブがマウントされた時点でドライブレターが割り当てられる。
その他に、MS-DOSならsubstコマンド、Windowsではネットワークドライブを割り当てる機能などで
パス
をドライブ名に関連付けたり、更に発展してネットワークに接続されたマシンのディレクトリをドライブとして扱う、仮想ドライブ機能も用意されている。
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