サブコード
読み:サブコード
外語:sub code
CD
の
セクター
内にある領域で、音楽信号とは独立して各セクター毎に存在する8ビットの領域のこと。それぞれP〜Wと名前が付けられている。
目次
概要
特徴
Pサブチャンネル
Qサブチャンネル
R〜Wサブチャンネル
概要
各セッションごとに、
リードイン
・データ領域・
リードアウト
とあるが、その全領域にサブコード領域はある。そして、それぞれで異なる用途に使われている。
例えば、
TOC
はリードイン中のQサブコード中にある。
特徴
Pサブチャンネル
Pサブチャンネルは、
トラック
の頭出し用に使う。
トラック間の無音部分が1、それ以外を0とする。
現在では殆ど使われていないが、これを目印に頭出しをすることも可能である。
Qサブチャンネル
Qサブチャンネルでは様々な情報の保持を行なう。フレーム単位で情報を持ち、フレーム毎に計98ビットある。
構成は、次の通り。
S0 ‐ 1ビット
S1 ‐ 1ビット
CONTROL ‐ 4ビット
ADDRESS ‐ 4ビット
DATA ‐ 72ビット
CRC
‐ 16ビット
S0・S1はサブコーディング・フレームの一部、CONTROLはそのフレームに含まれるデータの種類を表わすコード、ADDRESSは続くDATA領域のデータの種類、最後のCRCでQサブチャンネルの誤り検出を行なう。
音楽CDではADDRESSに0001、0010、0011が使われるが、このうち0001がよく使われる。リードイン中に置かれたこのデータを「
TOC
」という。
R〜Wサブチャンネル
R〜Wサブチャンネルは様々な拡張機能用に予約されている。
リードイン領域
R〜Wサブチャンネル:
CD TEXT
データ領域
R〜Wサブチャンネル:
CD-G
R〜Wサブチャンネル?:
CD-MIDI
(※詳細不明)
リードアウト領域
未使用
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