CPUアクセラレータ
読み:スィーピーユー-アクセラレータ
外語:CPU accelerator
CPU処理を高速化するもの。
概要
標準で搭載されているCPUと換装することで、従来以上の速度で動作させることが出来る装置のことをいう。
基本的な機能が本体に内蔵され、より高速なものに換装可能であったPC-9801が現役だった時代に、この表現が多様されていた。
現在のPC/AT互換機では、既に死語となっており、殆ど使われていない。
特徴
由来
パーソナルコンピューターでは、i486の頃からCPUはソケット式となるか、またはIntelがオーバードライブプロセッサと称した高速プロセッサー搭載用のソケットが用意されるようになった。
そこで、AMDやCyrixといったプロセッサーメーカーが、このソケットで利用できる高速プロセッサーを販売するようになった。
製品仕様等
単にプロセッサーだけ、というものはそれほど多くなかった。高速化のため、様々な特徴を持っていたからである。
ソケットの仕様は主にSocket 7と呼ばれるものが使われていたが、高速化のため低電圧でプロセッサーが設計されるなどしており、このための電圧降下装置(通称、下駄)などと組み合わせた形態で市販される例が多かった。
また、供給されるクロックは固定であったので、周波数逓倍器を搭載してクロック周波数を上げることもあった。
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