BIND
読み:バインド
外語:BIND: Berkeley Internet Name Domain
DNSサーバーの実装の一つ。元々は、Kevin Dunlapによって4.3BSDのために書かれた。
概要
現在でも各種UNIX系オペレーティングシステムのほか、Microsoft Windows等にも移植され、事実上の標準として幅広く使われている。
主に、BIND4、BIND8、BIND9の三系統が存在する。
製品情報
現時点での最新版は以下の通りである。
- 製品名 ‐ BIND
- 使用途 ‐ DNSサーバー
- 初出年 ‐ 1985(昭和60)年頃
- 設計者 ‐ Kevin J. Dunlap
- 最新版 ‐ BIND9
- 影響関係
- 被影響 ‐ 不明
- 加影響 ‐ 他の全てのDNSサーバー
- 動作環境 ‐ UNIX互換環境など
- ライセンス ‐ パブリックドメイン(PDS)
特徴
古い時代に書かれたコードを含むBIND4およびBIND8は、無数のバグ、セキュリティホールを抱えていた。
性善説と紳士協定で成り立っていた古き良き時代のインターネット向けDNSサーバーだったこれまでのBINDは、悪がはびこるようになった現在のインターネットにおいて、あまりにも脆弱だった。
そこでこれ以上のメンテナンスは困難と判断され、またセキュリティ向上のためDNSSECへの対応を目的として、フルスクラッチで書き直され完全に新しいソフトウェアBIND9となった。
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