Augusta Ada Lovelace
読み:オーガスタ-エイダ-ラヴレイス
外語:Augusta Ada Lovelace

 オーガスタ・エイダ・ラヴレイス。1815年12月10日(文化12年11月10日)生、1852年11月27日(嘉永5年10月16日)に36歳の若さで子宮がんにより没。
 ロマン派の代表的詩人バイロンの娘で、ラヴレイス伯爵夫人。世界初、コンピューターの原型と言われる "考える機械" 解析機関を考案したCharles Babbage(チャールズ・バベッジ)の元で世界初のプログラマーとなり、「プログラマーの母」と呼ばれる。当時既に現代の科学・文化その他のディジタル化を予言した。また、"平行四辺形のプリンセス" とも呼ばれる。
 子供の頃からド・モルガンなどの高名な数学者を家庭教師として英才教育を受けた数学の天才少女で、1833(天保4)年(当時17歳)にバベッジと出会い解析機関に興味を示し、世界で初めてでかつ20世紀に至るまで誰も真似できなかったコンピュータープログラミングについての論文を発表した。
 情熱的でロマンチックな性癖を持った天才的な人物で、しかもアヘン常習者だった。非常に多くの恋愛をし、また過激なギャンブル好きで家の財産の殆どを失ったなどの逸話も多い。
 プログラミング言語Adaの名前の由来としても知られる。

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