FD32MB
読み:エフディーさんじゅうにメガバイト
外語:FD32MB
2HDのフロッピーディスクに32Mバイトのデータを記録する技術。
概要
基本的に更新不可能な仕組みで、追記および再初期化による書き直しにのみ対応する。
松下電器産業(現・パナソニック)製の新型SuperDisk(240Mバイト対応)ドライブの一機能として搭載されていた。
特徴
原理は、データを追記していく際に直前に記録した記録領域を部分的に残して上書きしていくことで、ヘッドサイズよりも記録領域サイズの小さい高密度の記録を実現するという方式となっている。ヘッドで直接的に記録が行なえないため、部分的な更新は原理的に不可能ということになる。
記録は従来のフロッピーディスク用磁気ヘッド(2HD用の幅125μm磁気ヘッド)を用い、トラックを18.8μmづつずらしながら重ね書きすることで777トラックを実現した。読み取りにはSuperDisk用の磁気ヘッドを使う。
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