BlueZ
読み：ブルーズ
外語：BlueZ

　Linuxで標準的に使われているBluetoothプロトコルスタックの実装。
目次
概要
　LinuxにもBluetoothスタックはいくつかあるが、BlueZはLinux 2.4.6から正式採用となった。
　BlueZはBlueZプロジェクトにより開発されており、GPLv2で提供されている。
　Androidのソースでは、external/bluetooth/bluez 以下にソースが一式存在する。
特徴
　次のような特徴がある。
　以下を提供している。
　カーネルモジュールは、Socketを提供する
　int skt = socket( AF_BLUETOOTH, SOCK_RAW, BTPROTO_HCI );
仕様
機能
　BSDソケットインターフェイス準拠のAPIを提供し、UNIXなどの他の実装と同様に、Bluetoothをファイルのように扱うことができる。
　実装は複数のレイヤーに分けられているが、それぞれについて、ソケットを通じ、各層においてbind、connect、send、recvなどの操作が利用でき、また各層に対してioctl、setsockopt、getsockoptなどによる制御が利用できる。
対応
　ハードウェア層から上位層まであるが、概ね次のような環境に対応している。
物理層(HCIとの接続点)
主なプロトコル
対応プロファイル
　BlueZの実装
　Obexdパッケージによる実装
　GATT(LE)プロファイル
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