2条項BSDライセンス
読み:にじょうこう-ビーエスディー-ライセンス
外語:The BSD 2-Clause License
BSDライセンスのうち、条件が二つしかないもの。
概要
オリジナルの4条項BSDライセンスでは第4条、3条項BSDライセンスでは第3条にあった、許可無く貢献者の名前を宣伝に用いてはいけないという条項を削除したもの。
現在のFreeBSDやNetBSDなどは、新規に作られるコードについては、原則としてこの2条項BSDライセンスを採用している。
削除
4条項が3条項になったときと違い、カリフォルニア大学バークレー校(UCB)からは第4条項を削除する旨の宣言はない。従って、UCB由来のコードは勝手に3条項を2条項に変更することはできない。
対してFreeBSDやNetBSDが独自に作成したものは、そのライセンスをFreeBSDやNetBSDの開発プロジェクト自身が決めることができる。結果、FreeBSDやNetBSDは自身に権利のあるコードについては、2条項BSDライセンスを採用することを決定した。
内容
次の構成となっている。
<著作権表示>
変更の有無を問わず、ソースやバイナリ形式での再配布や利用は、次の条件を満たせば許可される。
- ソースコードの再配布は、上記の著作権表示、ここに列挙された条件、および下記の免責条項を保持すること。
- バイナリ形式の再配布は、上記の著作権表示、ここに列挙された条件、および下記の免責条項は、ドキュメントまたは他の資料で配布すること。
<免責条項>
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