ソフトリンク
読み:ソフトリンク
外語:soft link
ファイルシステム中にあるファイル等に、別名を付けるための仕組みの一つ。
概要
「別名」は複写とは違い、本来の位置(ディレクトリ、フォルダー)にファイルやディレクトリを置いたま、別の場所に別名に相当するものを用意して本来のファイルやディレクトリへのアクセス手段を用意するものである。
次のような特徴を持っている。
- 複製ではないため、別名は実体を持っていない
- 複製ではないため、ファイルサイズが小さい
- 別名でファイル等を開き操作をすると、本体側に影響が反映される
特徴
名称
OSがソフトウェア的に処理するものであるため、OSごとに呼び方や機能に大きな差がある。
概ね、次のように呼ばれている。
使途
ソフトリンク機能は、原則的にリンク先の場所(パス)を示すだけの機能しか持たないが、ここにアクセスすれば、その先にあるファイルの実体を操作することが出来る。
実体はディレクトリの奥深い場所にあったとしても、使いやすい(あるいはパスの通った)場所に別名を用意しておけば、そのファイルを手軽に利用できる。
削除
ソフトリンクは、削除をしても実体は削除されない。
逆に、実体が削除、あるいは移動された場合、ソフトリンクは無効なものとなる。
UNIXなどの場合はそれっきりだが、Windowsの場合は移動先を自動で探し出すような機能がある。
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