ショートカット
読み:ショートカット
外語:shortcut
Microsoft Windows環境における、ソフトリンクの実現するための仕組みのこと。
概要
ショートカットファイルと呼ばれるファイルの中にリンク先のポインターとなる情報(パス名、ファイル名)などの情報を格納して保存しておく。
ショートカットファイルは.lnkという拡張子を持っている。
このファイルにアクセスすると、中に書かれた場所にあるファイルやディレクトリを操作することができる。
特徴
ショートカットファイルは特殊なバイナリファイルであり、様々な情報が格納されている。
- リンク先(短いファイル名) (OEM文字セット(システムに依存))
- リンク先(長いファイル名) (UTF-16)
- 作業フォルダー(短いファイル名) (OEM文字セット(システムに依存))
- 作業フォルダー(長いファイル名) (UTF-16)
- ショートカットキー
- 実行時の大きさ(通常のウィンドウ、最大化、最小化)
- コメント(UTF-16)
OSは、このファイルを元にファイルのパスを求め、そのファイルにアクセスすることになるのだが、あくまでこれは参照用の情報に過ぎない。ディレクトリの代用にはならないなど、UNIXなどのシンボリックリンクと比較すると機能的には劣る。
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