感熱方式 |
辞書:電算用語の基礎知識 計算機出力装置編 (TCPERIO) |
読み:かんねつほうしき |
品詞:名詞 |
プリンターの印字方式の一つ。熱を用いて印刷をするもの。
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概要 |
大きく、次の種類がある。
(狭義の)感熱方式は、熱に反応する専用の紙(感熱紙)を用い、熱したヘッドで感熱紙を変色させ印刷する。この方式を採用したプリンターをサーマルプリンターという。
熱転写方式は、熱したヘッドでインクリボンのインクを融かし紙に転写する方式である。
以降は、狭義の感熱方式を説明する。
特徴 |
小さな印字ヘッドを移動させるタイプと、使用する感熱紙と同じ幅の固定された印字ヘッドを用いるタイプに大別される。
前者は熱転写方式と共通の製品や、感熱紙専用のリストプリンター(PC-6001と同時期くらい)などがあり、また音の静かなものから煩いものまで多種多様に存在した。
後者のものは移動がない分故障が少ないためレシートや商品ラベルの印刷、また家庭用FAX機などの用途に使われているが、サイズが大きくなるとその分コストが高くなるという弱点もある。
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