偽装ファイル |
辞書:電算用語の基礎知識 ソフト技術編 (PTSOFTY) |
読み:ぎそうファイル |
品詞:名詞 |
元のファイルが何であるかを分からなくしたファイルのこと。
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概要 |
画像や文書ファイルなどに別種のファイルを埋めこんだもの(インプラント)で、ファイルとしての表向きは元の画像や文書ファイルとしての機能を持つもの。
例えば、表向きはGIF画像に見せかけて、実は中にmp3ファイルが分からないように入っていたりする。
このファイルは普通にGIF画像として表示できるため、ファイルサイズさえ気にしなければファイルが隠蔽されていることは分からない。
単に拡張子を変えたりしただけではすぐ見つかって削除されてしまうような無料Webサイトに違法なデータをアップロードしたりする際に利用されることが多かった。
特徴 |
多種多様 |
様々な偽装ファイルや分割ファイルを扱えるツールが作られ、使われてきた。
前日まではマイナーだった偽装形式も、今日には一気にメジャーなものと化すこともある。が、「偽装」はマイナーでこそ意味があるという極めて特殊な分野であるため、次々と新形式が登場した。
しかしながら、このような技術も、P2Pの普及によってすっかり影を潜めるようになった。
代表例 |
かつて日本でよく使われたもの(順不同)。
リンク |
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