例外処理
読み:れいがいしょり
外語:exception handling
通常の流れとは異なる条件(例外)が発生した時の処理の流れのこと。
概要
オペレーティングシステム(OS)、マイクロプロセッサー、プログラムなどが、明らかに処理を続行できない状態に陥った(例外が発生した)ときに、処理の流れをフックすることでプログラムやシステム全体、場合によってはハードウェアに影響が出ないようすること。またフックした後の処理のこと。
例外処理としてどのような処理を行なえばよいのかはケースバイケースである。
例外処理の例
- ブルースクリーン ユーザーは、一切の処理が続行できないという点で最悪だが、ハードウェア系の例外の場合は往々にしてこうしなければいけない場合もある。
- リセット ブルースクリーンすら出せない最悪の状況のときに発生する。
しかし、このレベルになると、本当にプログラムが例外を出したのか、ハードウェアの安全装置が作動したのかは分からない。
- コアダンプあるいはプロセスの強制終了 某社の某バージョンのオフィスソフトは、ことあるごとにプログラムが強制終了し、ユーザーを激怒させた。
- 処理を安全に中断し、操作を続行させる
- ユーザーに処置をさせる 「ディスクを交換してください」「プリンターの電源を入れてください」など。
- 何もなかったことにしてそのまま処理を続行させる 禁断の処理方法。ダチョウアルゴリズム。
「本当にそれでよい」場合を除いては、すべきでない。
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