ロックキー
読み:ロック-キー
外語:lock key

 他のキーの入力文字や機能を変更する修飾キーのうち、ロック状態/解除状態のモードを持ったもののこと。
目次

概要
 押しながらでないと機能しない装飾キーのほかに、一度押すともう一度押すまで有効状態が続くキーがあり、こういったキーをロックキーという。
 このようなキーは、有効状態を表わすためキーボードのLEDが点灯したりする。

種類
 次のようなキーがある。()内は代表的なキートップの刻印例。
CapsLockキー (Caps Lock、CAPS、CAPSLOCK、caps lock)
 アルファベットの大文字を入力するためのロックキー。
 言語や環境ごとに動作に相違があり、Shiftキーを押し続けたのと同じ状態となるShiftLockとして動作する環境もある。
 PC/AT互換機では、一般にShiftキーと同時に押した場合にのみ有効である。
カナキー (カナ、かな)
 8ビットMPUの時代より日本のPC用キーボードに存在したキー。OADG109/OADG109Aキーボードには存在しない。
 キートップに書かれたかな文字を入力するためのキー、すなわちかな入力をするためのキーである。
 MSX2以降ではShiftキー+かなキーで、かなをローマ字入力することができた。
NumLockキー (Num Lock、NumLk)
 PC/AT互換機のテンキー部分にあるキーで、テンキーをテンキーとして使用するためのキー。
 大昔のIBM PCでは、テンキーとカーソルキーが共用で、NumLockキーで切り換えていたことの名残である。
ScrollLockキー (Scroll Lock)
 PC/AT互換機にあるキー。キーボードには、ご丁寧にもロック中に点灯するLEDまで用意されているが、このキーの用途は定かではない。
Composeキー (Com pose)
 かつてのSun Microsystems(現Oracle)のキーボードなどにあるキーで、アクセント付きアルファベットの入力に使われるキー。
 例えばe'を入力する場合、Composeを1回押すとLEDが点灯し、次に'キー、その次にeキーを押すとe'が入力され、LEDが消灯する。

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