ランレングス圧縮
読み:ランレングスあっしゅく
外語:Run-length compression

 圧縮アルゴリズムの一つ。
目次

概要
 バイト単位での処理を前提とし、同じバイト値が連続した場合、そのバイト文字と連続数、という形で符号化すること。
 処理が単純明快で、実装も簡単であることから、様々な場所で使われている。

特徴
 特定の用途であれば、長さに対応する特定の符号を割り当て、それを出力する。ファクシミリのMH符号などは、この方法を採用している。生起確率などに基づき、頻出するものに短い符号を割り当てると、圧縮率を高めることができる。
 さもなくば、値+続く長さ、という符号法を使うのが一般的である。例えば、「AAAAABBCD」という文字列があったら「A 5 B 2 C 1 D 1」というように符号化する。Microsoft WindowsではBMPの圧縮であるRLEで採用されている。同じ文字が連続することの多い場合に圧縮率が高まるが、そうでない多くの場合にはあまり効果が得られない。

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