マルチプラットフォーム
読み:マルチプラットフォーム
外語:multiple platform

 多様なプラットフォーム。
目次

概要
 電子計算機プラットフォームと言えば、概ねオペレーティングシステム(OS)のことである。
 OSはハードウェアの違いを吸収し、利用者に共通の操作性を与えることを目的としているが、異なった OS同士では互換性がなく、全く同一のソフトウェアは利用できないことになっている。

特徴
 マルチプラットフォーム的な考え方では、OSに依存しない統一的な環境を各OS用に作る。
 これを動作させれば、どんなOSであっても共通の環境が得られる。
 最も有力な候補はJavaである。コンパイルして得られたコードはプロセッサーが直接理解することはできないが、JVMと呼ばれる実行用のソフトウェアをそのOSに用意することで、どんな環境でも全く同一のソフトウェアが動く。
 OSを事実上独占しているMicrosoftは、このマルチプラットフォームをいかにして消滅させるかに尽力した。

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