コンパイル型言語 |
辞書:電算用語の基礎知識 ソフトカテゴリー編 (PTSOFTC) |
読み:こんぱいるがたげんご |
品詞:名詞 |
プログラムの実行にあたり、事前にコンパイラーによって実行形式に変換しておく形式のプログラミング言語処理系。対するは「インタープリター型言語」。
概要 |
この用語には明確な定義はない。なぜなら、どのようなプログラミング言語も、コンパイラーでもインタープリターでも実装は可能だからである。指しているのが実装の主体であるにもかかわらず、現実にはプログラミング言語を指して呼んでいるのが問題である。
例えば、元々はインタープリターとして実装される前提だったWebブラウザー用のスクリプト言語JavaScriptも、最近のWebブラウザーでは高速実行のためにJITコンパイラーにより中間言語を更にコンパイルしてCPUが直接実行できるコードにする、コンパイル型言語として実装されている。ゆえに、JavaScriptをインタープリター型言語と呼べるのかは議論が必要であり、つまるところコンパイル型言語とインタープリター型言語という垣根は実は存在しないということである。
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