cgs単位系
読み:スィージーエスたんいけい
外語:cgs: Centimeter-gram-second system of units

 長さ・重量時間の基本単位にcm・g・sを用いる単位系のこと。
目次

概要
 既に古い単位系である。
 国際単位系への単位統一の影響で、廃止の憂き目にあった。ガウスのように、惜しまれつつも消えてゆく単位が多数存在している。

特徴
 cgs単位系の主な単位は、以下の通り。
物理量名称記号SIによる定義
長さセンチメートルCentimetercm0.01m
質量グラムgramg0.001kg
時間secondss
温度摂氏Centigrade+273.15K
ダインdynedyng・cm/s2 = 10−5N
エネルギーエルグergergg・cm2/s2 = 10−7J
仕事率・工率エルグ毎秒erg/serg/sg・cm2/s3 = 10−7W
圧力バリbaryeBa、b0.1Pa
加速度ガルGalGal0.01m/s2
粘度ポアズpoiseP1dyn・s/cm2=0.1Pa・s
動粘度ストークスstokesSt10−4m2/s
磁界エルステッド〓rstedOe(1000/4π)A/m
磁束マックスウェルmaxwellMxG・cm2 = 10−8Wb
磁束密度ガウスgaussG10−4T
起磁力ギルバートgillbert  

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