Z280
読み:ズィーにひゃくはちじゅう
外語:Z280
ZiLOGのZ80上位互換16ビットマイクロプロセッサーの一つ。
概要
日の目を見ずに消えたZ800の生まれ変わりとして登場したが、これも遂に流行ることなく消えていった。
現在はザイログのカタログからも抹消されている。
仕様
- 16Miバイトリニアアクセス可能
- MMU
- 256バイトキャッシュメモリー
- シリアル
- DMA
- タイマー
- コプロセッサー対応機能
Z800ではバス幅などで複数のファミリーがあったが、Z280は設定ピンで切り換える。
特徴
Z280は、MMUやキャッシュなどを搭載し、しかもスタックポインターやMMUが二重化され、特権モードを持つなど先進的なマイクロプロセッサーであった。
しかし、肝心の速度が遅かったため、あまり使われなかった。
後継に速度を改善したZ380があるが、これもあまり使われていない。
再検索