Socket 370 |
辞書:科学用語の基礎知識 中央演算処理装置用語x86編 (IYCP86) |
読み:ソケット-さんななゼロ |
外語:Socket 370 |
品詞:固有名詞 |
Intelの、x86系プロセッサー用ソケットの一つ。370ピンPGAパッケージZIFである。
ソケットの表面に刻印されている文字から「PGA370」とも呼ばれる。
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概要 |
Celeronから採用され、Coppermineと呼ばれている0.18μmプロセスルールのPentium IIIからSocket 370への移行が開始された。
ピン数は全く違うが、電気的な仕様はSlot 1とほぼ同じである。
IntelのPentium III、Celeronの他に、VIA Cyrix IIIなどを使用できる。
後継ソケットはSocket 423である。
特徴 |
Celeron用Socket 370ソケットは「Legacy PGA370」と呼ばれ、CoppermineのFC-PGAパッケージ用ソケットは「Flexible PGA370」と呼ばれている。
FlexibleはLegacyに対し上位互換を持っており、ピン数も同じであるが、LegacyでReserve(予約)だったピンを使用しているため、この点を意識していない設計の古いマザーボードではCoppermineコアのPentium IIIは使えない。
逆に、Flexible PGA370対応のマザーボードなら、Legacy時代に登場したCeleronもCoppermineコアのPentium IIIも、そのまま利用できる。
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